
  以前となりますが、米国コリンズの通信型受信機、51S-1を買取でお譲り頂きました。ラウンドのエンブレムかつ大変な美品のため、今回こちらでご紹介させて頂きます。
  51S-1が発売されたのは1959年。海老澤徹著『コリンズ物語』(CQ出版社)によると、オフィシャル資料では1972年に生産が完了したものの、実際には、51S-1Fや51S-BFといった 軍用モデルが1980年頃まで保守用として少量生産されたとの記述があります。
  さて、この度は大変綺麗な保管状態で、ここまで綺麗な個体は滅多にはありません。ご依頼者様が大事に保管されていらっしゃいました事が分かります。有難うございました。
折角ですので、ここで弊店の買取実績のほんの一例をご紹介いたします。
 
 いわゆるSラインの内、75S-3Bとなります。ただ一点、珍品かなと思う点がございまして。
 よ~く、エンブレム近辺を見ますと・・・。
 
 ラウンドエンブレムの両端にビスがありますね。これは恐らくウィングエンブレム用の穴と思われます。
 
 民生用の51J-4(上)と
 
 軍用のR-388A(下)
 
 SSBトランシーバー第一号として。モービル用として、このようにも使われました。KWM-1は1957~1958年に約1,200台が製造されたそうです。(書籍『A Pictorial History of Collins Amateur radio Equipment』より)

 KWM-2(上)、

 そしてKWM-2A(下)。ちなみに日本コリンズ製のKWM-2Aの売価は約350,000円。当時の大学初任給が約70,000円~80,000円ですので、いかに高嶺の花だったか分かります。
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 ここから下は弊店でも入荷が稀なものを順不同でご紹介いたします。
 
 Rockwell Collins( ロックウェル・コリンズ)時代の受信機。 851S-1

 618Z-4 受信機 + 789X-1 送信機。ここまで揃えますと、超マニアですね(^^

 外部VFO、399C-1。KWM-2用となります。

302C-3。ワットメーター。マニアですね(^^)

 卓上マイクSM-3。お持ちの方も多いと思いますが、箱付きはお珍しいと思います。
高山無線では、コリンズ、ドレークなど往年の名機を買取させて頂きます。
 詳しくは、高山無線のアマチュア無線機買取サイトをぜひご覧ください。
 コレクターのOM様はもちろん、残念ながらご遺品としてのご家族様からのご相談につきましても、誠実丁寧に承ります。

 COLLINSやDRAKE、ハリクラフターズ、HROなどの外国製、JRC日本無線や小林無線、フルノやアンリツなどの日本の業務用受信機まで、価値の分かる店長が明確なお見積金額をご提示いたします。
 
 



