ヤフオクで便利?IC-706、MK2、MK2Gの違い

ヤフオクで便利?
IC-706無印、MK2、MK2Gの違い

 
中古無線機をお探しのお客様より、アイコムのIC-706シリーズは何が違うのですか~?というお問い合わせを何度かお受けしたことがあります。
中古市場では706シリーズはまだまだ人気です。
たまたま手持ちのCQ誌1999年の4月号に比較記事が掲載されておりました。
弊店の独断と偏見よりも、公平性のあるCQ誌の方が良いでしょう(^^;ということで、記事を抜粋させて頂きました。

CQハムラジオ誌


706(無印)

■IC-706(無印)(1995年8月発表)
IC-706はHF帯:100W、50MHz帯::50W、144MHz帯:10W(以上SSB)
IC-706Sは各バンドSSBは10Wモデルになります。
※ちなみにオールリセットはメインダイヤル右のUPとDOWNボタン同時押し+電源ONです(以下シリーズ同じ)
 
 
 
706MK2

■IC-706MK2(1997年4月発表)
1.(無印)機で指摘されたVHF帯の感度向上。
2.サブクリックダイヤル、バンドスイッチの装備、ファンクション機能の充実による操作性の向上。
3.フィルター特性の見直し、内臓スピーカー化の大型径化等による音質改善。
4.オプションフィルター2本の収納スペース確保。
5.VHF帯の送信出力UP(50MHz:50W→100W、144MHz:10W→20W)
6.クーリングファンのノイズ低減。
7.オプションでDSPユニット追加可能。
 
 
 
706MK2G

■IC-706MK2G(1998年8月発表)
1. 430MHz帯の追加。(20Wです)
2.144MHz帯の送信出力UP(20W→50W)
2.音質の更なる向上
3.キー・イルミネーション
4.SWRグラフィック表示機能
5.9600bps/1200bps対応のDATAソケット(ミニDIN6ピン)の新設(イニシャル・セットモードにて設定)
6.トーンスキャン(トーンスケルチ運用している局の使用トーン周波数を検地する機能)
7.トーンスケルチ標準装備(従来はオプション)
8.キャリングハンドルの新規オプション設定(MB-72:当時800円)
※DSPユニット(UT-106)はオプションのままです。

ちなみにオークションの相場について、2015年上半期現在、ざっくりとですが、
・IC-706(無印)が3万~4万円
・IC-706MK2が4万~6万円
・IC-706MK2Gが4万5千~7万5千円と見込みました。
※状態、付属品やオプションの有無、オークションの入札タイミングで、どうしても幅があります。
安く買えればラッキーですね。ご幸運を!

趣味に乾杯!
■The interview
 
JA1CCT 新井幸男氏
  
小山ハムセンター訪問記(公開終了)
 
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