スター SR-700A受信機 整備風景

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こちらはのスターのSR-700A。1965年発売のモデルです。これは整備前の状態。
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以前のSR-700Aのブログの再掲となり恐縮ですが、1965年のCQ誌12月号より、定価は66,000円也。当時の大卒男子初任給は約24,000円となりますので、初任給の約2.8倍です。いやいや、かなりの高級機種です。実際、お譲り頂きましたお客様も、送信機と一緒に揃えるのは当時は金銭的に難しかったね・・・と仰っておりました。
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元箱に入れて大切に保存されていらっしゃいました為、この程度の汚れで済んでおります。
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中を開けた様子です。何ぶん50年前の機械です。このようなホコリや汚れは致し方無いものでしょう。
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まずは洗浄。パネルを写真の通り取り外します。
外ケースはアンモニアの希釈液をつけて洗います。タバコのヤニ等に効果的。
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こちらは整備後の写真となります。ヘアーライン(横線)が綺麗に残っている点がおわかりでしょうか。
ピカールの出番なのですが、布を一定方向に向けて磨かないと、せっかくのヘアーラインがグチャグチャになってしまいます。
ちなみに写真の窓の黒い部分、プラスチックではなく、実はアルミなんですね。(ツマミはプラです)。
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綺麗になったら、調整開始です。
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こちらは調整終了の図。中身も出来る限り綺麗にしました。
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交換した部品です。

弊社の技術部より。
※ パネル脱着。
※内部清掃
※動作確認
・50KHz/IFステージコンデンサーリーク大/抵抗劣化→交換0.1μ/400V 2.2KΩ
* BFO発信レベル不調:抵抗コンデンサー交換/100pF/270KΩ
* AGC時定数不調:抵抗コンデンサー交換47KΩ/0.1μ
* フロントエンド トラッキング調整 3.5MHzから29MHz 各バンド
* Sメータ感度調整
* 選択度切り替え/ノッチ機能確認
※メインダイヤルツマミに多少の固さが感じられます。
※VFOはプラスマイナス1KHzズレまで詰めました。
※AFゲインツマミにガリあり(表面処理でこれ以上の調整するとボロボロになる為、ここで止めております)
という訳で、ビンテージものですので、完全完璧という訳にはいきません。整備現状品としてご了承下さい。

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こちらが整備後の全体像。綺麗になりました。
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